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 木村弘先生と楊慧先生のご挨拶

 木村弘先生 奈良県立医科大学教授・日本呼吸器学会常務理事・楊名時太極拳指導員

 

  

  

  

  

  

 木村弘先生より 
  COPD(慣性閉塞性肺疾患)について講演があり、この病気は21世紀の生活習慣病とも言われていて
  喫煙者経験者に多く見られる症状、また高齢者にも同様の傾向がある。
  主な症状は「息切れ」として現れ、肺への空気の出入りがうまくできない。
  これは肺胞が潰れてしまい肺の活動が弱くなる為である。
  肺の炎症は全身性炎症へと波及し、これが多くの生活習慣病にオーバーラップしてゆく。
  これらへの対処としては継続的に身体を動かし、ゆっくりとした呼吸を行う事が大切である。
  呼吸は吐く息をゆっくりと行う事で自律神経を安定させて精神面にも良い効果が出る。 
  ゆっくりと吐く息を得るためには呼吸筋(広背筋)を伸展させながら呼吸をすることで得られる。
  呼吸を意識することで、脳の安らぎと快活さを与えることが出来る。
  これを継続的な有酸素運動として行う事でリハビリとして医療分野でも取り入れられている。
  これは正しく八段錦と太極拳での呼吸である。
  特に第一段錦ではその効果が高い。                                               



楊慧先生による研修会

  

  

    

  
   
  楊慧先生の指導の下、全員で八段錦(第一段から第四弾)と楊名時太極拳24式を行った。




  

  


楊慧先生より
 
 11月3日に開かれた全国太極拳交流大会で楊名時太極拳は百花拳を行った。
 その演舞後、中国からのゲストである「千守勤」先生より声掛けを戴き、楊名時太極拳の
 動きに感激されたとのお言葉を戴いたと報告があった。

 「貴少而精」の言葉の紹介があった
 基本的な大切な動作や技を、毎日繰り返し稽古を継続することで極めて行ける。
 最も大切な良いと信じるものを繰り返し追及することが大切です。

  

 全員で不老拳と八段錦の第六段、第八段をご指導いただきました。