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  講師:蒲生諒太 (立命館大学 講師)

  講演テーマ: 楊名時の成り立ちと歩んだ道

  

   
 1968年1月 日本空手協会の鏡開きで太極拳を披露したことが運命を開く

 楊名時の太極拳思想「和の太極拳」 日本の太極拳の草創期に一語学教師であった楊名時が請われて日本武道館の職員
 を対象に自分が行っていた養生功としての八段錦と簡化24式太極拳を組み合わせて指導し始めた。
 色々な場所で太極拳を披露し「無の境地」「動く禅」として紹介する
 日中の国交が無い中に有って社会的な地位を持つ楊名時の太極拳指導はとても貴重な存在であった

 

 1974年日中国交が回復した時に「日本体育専門化訪中団」が結成され訪中するが、帰国後 本物の太極拳への極端な憧れが
 湧き、楊名時が日本武道館を去る一因となるが、新宿のアサヒカルチャーに指導の拠点を移し以降、太極拳を養生として位置づけ
 日本各地にその輪が広がる。去る時の心境を「和して同せず」(あなたはあなた、私は私のやり方で行きましょう)と告げる。
 「個」を殺すのではなく「個」を活かす為に同ではなく和を取り調和することが大切と悟り大らかな精神で健康の大切さ養生の必要性
 を説き、人生哲学を貫いた。
 


楊慧先生による研修会

    

 ご講話

 蒲生先生の講義をとても楽しみにしていて、大変興味深く聞くことができました。
 楊名時の歴史を更に深く理解しました。
 楊名時の生きた過去と私たちが生きている今が繋がいて更なる未来を信じます。
 特に仲間の大切さを痛感しました。


 指導のポイント

 上虚下実 上半身はゆったりと、下半身はしっかりと を意識して動いてください


   

    

    

実技指導

立禅、

八段錦前半(第一段錦~第四段錦)を全員で

楊慧副理事長のご先導により280名が楊名時太極拳を気持ちよく動きました

八段錦後半(第五段錦〜第八段錦)を全員で

立禅、

謝々、再見 とご挨拶し終了いたしました。